ARIAKE SANGYO

樽って実は、調味料!

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どうして樽が調味料?

 

記事のタイトルを見て

「?」が浮かんだ人もいるのではないでしょうか!

 

何とタイトル通り私たちは、熟成用樽を“調味料”として認識をしています。

 

料理の味わいを決めるのは、素材はもちろんですが、

それらに味付けする調味料はなくてはならないものですよね。

 

料理の基本「さしすせそ」は皆さんご存じかと思います。

 

【さ】…砂糖

【し】…塩

【す】…酢

【せ】…醤油

【そ】…味噌

 

これらが料理の味の基盤となる調味料ですね…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樽熟成の基本は「樽材」

 

「樽熟成の基本」として例えるならば、それらは樽材を指すと思うのです。

 

・アメリカンホワイトオーク樽〈AWO〉

…一般的にバーボンをはじめとするアメリカで製造される多くのウイスキー熟成に使用。

その他ワインやシェリー、多くの熟成に使用されている。

 

・セシルオーク樽〈FWO〉

…一般的に赤ワイン・白ワインなどのざまざまなワイン熟成に使用される。

 

・コモンオーク樽(リム―ザンオーク樽・スパニッシュオーク樽)〈FWO〉

…タンニンを多く含む為、コニャック、ブランデーなどの熟成に使用される。

ワインにも使用されることがある。

 

・ジャパニーズオーク樽(ミズナラ樽)

元々ウイスキーの貯蔵に使われるシェリー樽の代用品であったが、

原酒に独特の甘さや、とても複雑な香り高いお酒が出来ると、ウイスキーだけでなく様々なお酒の熟成に使用される。

 

・国産樽(サクラ樽・クリ樽・スギ樽・ヒノキ樽)

ウイスキー・焼酎・日本酒など様々なお酒の熟成樽として使用されはじめている。

 

 

 

様々な種類の樽は、入れる素材(原酒)にとっての基本になるのだと思います。

 

ですが、樽は

基本のみならず

   調味料全般になり得ると考えています。

 

とどまることを知らない樽熟の可能性!

 

みりんや七味や一味、豆板醤、胡椒、出汁、ケチャップ、マヨネーズ、ソース、山椒。

スパイス各種挙げればキリがないのでこの辺りで…

 

これらの調味料は同じ素材を使用したものであっても、色々な味付けを可能にします。

いわば料理をデザインしていると言えるのではないでしょうか。

 

加えて、砂糖と一括りに言ってもその中で、

上白糖、黒糖、甜菜糖などに分類され、それぞれに特徴がある甘さで料理を彩ります。

樽はこれらの味わいの変化にも劣ることのない多種多様な味わいに変化します。

 

“樽が調味料の役割を担える理由”

 

確かに樽に使用する材の違いだけでは多種多様な調味料同様の変化は難しいです。

ではどうして、樽にこれだけの役割が担えると考えているのか。

 

それらはオーク材の産地の違い、樽の容量の違い、樽の焼き方の違い、

樽の保管場所と材の性格からなる影響、気候なども影響を受けます。

 

また各樽で熟成されたお酒をブレンドすることで味わいは変わってきます。

職人の技術や、ブレンダーの技術も関わることがそれらを実現できるのです。

 

                     

様々な要因、技術が結集することでつくられるお酒の味わい

これを私たちはお届けするべく、樽のとらえ方についてお伝えしました。

 

「樽でお酒をデザインする」

 

個人的なことですが、私はこの言葉に惹かれました。

 

普段何気なく飲んでいたお酒は、こんな風につくられていて、

考え計算され尽くされたうえで、出来上がった味わいであること。

 

気にも留めていなかったことを、初めて知りたい。そう思わせてくれた言葉です。

皆さまにも是非使っていただきたい、そう思っています。

 

お酒を彩る調味料

 

チャレンジから生まれる新しい味わいがあります。

皆さんの素敵なお酒を色んな方面からデザインしてみませんか。

 

「こんな味わいをつくりたい。」

 

そのためには、何の材をどんな焼き方で、どれくらいの期間…

全力でサポートさせていただきます。

 

是非、新しい調味料でお酒をデザインを試していただきたいのです!

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