ARIAKE SANGYO

推し材!サクラの樽熟成

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春の風物詩「サクラ」の新しい愉しみかた

 

サクラといえば、春の象徴ですね。

サクラの花が咲く季節になると、自然と心が明るくなるような気がします。

 

 

そんな日本の春を代表とするサクラですが、見た目や香り、また食用としても用いられ、

様々な観点から私たちを愉しませてくれるサクラですが、

 

 

 

 

 

な    ・    ん    ・    と     

 

 

 

 

 

 

お酒を熟成させる樽材としても注目されている

ということはご存じでしょうか?

 

私もまさかサクラが樽熟成にも使われているなんて思いもしませんでした。

そしてそれ以上の驚きは、なんといっても

サクラ樽を使用して熟成されたお酒を初めて口にしたときでした。

 

 

…え!桜もち!!?

 

※これは先日、社長がみんなに差し入れで買ってきてくれたサクラ餅です。。。

 とっても美味しかったです。ありがとうございます…!

 

 

話を戻し…

 

本当に舐める程度の少量でこの感激!樽ってこんなに味わいが分かるの?!

 

今でも鮮明にあの時の驚きを思い出せる程です。

 

初めて試飲したサクラ樽熟成酒は、米焼酎のサクラ樽熟成酒「樽蔵-SAKURA-」

有明産業が熊本県の酒造メーカー、大石酒造場さまと共同開発を行ったお酒になります。

 

大石酒造場さまについてはこちらをクリック!

 

「樽蔵-SAKURA-」

 

                                                           ※画像タップで商品詳細に飛べます

 

軽やかな味わいでありながら、しっかり甘みもありサクラが上品に香ります。

そしてくどくない。(私の官能表現ではこれが限界でした…)

 

サクラ樽熟成の特徴

 

≪実際サクラ樽で熟成させたら、どんな味わいになるの?≫

 

香水もそうですが、お酒の官能表現ってすごく難しいですよね。

嗜好品なだけあって好みによっても変わってきます。

中々イメージが付きにくい味わいの違いですが、私たちはこのように案内をしています。

 

◇熟成感

長所:酸味由来のキレが控えめであり、樽での熟成感が他の樽より際立ち深みがある。

   余韻ここちよく続く。

短所:最初の口当たりが舌を強く刺激し、苦味として感じ取ってしまうことがある。

 

◇香り

・樽由来の木材の香りが特徴的で、サクラ餅のような優しい甘み、

 フルーツのようなすっきりとした香りのイメージ。

・繊細な香り、レモンピール、若葉、青草、青リンゴ、ミント、エステリーのイメージ。

 苦味を伴う複雑な味わいの中にサクランボのような甘酸っぱさ、ベリー系の甘さが香る。

 

◇味わい

・優しいキャンディのような甘みの奥にほのかな酸味。

・酸味の少ないリンゴ酢。

・新築木材の家。

・ナッツとバニラ、レモン見るクラッシーが感じられる。

 

  ~突然の個人的な意見~

 甘みと酸味のバランスがとても良く、深みのある上品な味わいがお酒に付与されます。

 私としては、サクラ樽熟成されたお酒は本当にさっぱりした味わいを感じることが出来る為、炭酸割りなどでいただくことが多いです。

ハイボール推奨原酒は是非、クラ樽での熟成を試していただければと思うほどです!

 

◇色味

国産材の中でもサクラ材での熟成では、一番色付きは控えめになります。ですが、

材の違いはでこんなに色味に違いがあるのも驚きですよね…

 

 

参考画像として、樽蔵のさくら・くり・ミズナラの比較をしていただけたらと思います。

同じ原酒・同じ熟成期間でこれだけ色味が違うのです…!

 

補足としては、材により熟成効果が違うことは当然ですし、

色味が熟成効果に直結しているわけではない為、

×「色付きが薄いこと」=「悪いこと」というわけではありません。×

 

何にせよ、私たちは新ジャンル“樽熟成酒”の開拓

   これを行っているのですから縛りなんてないのです…!

 

唯一無二だからこそ面白い!

 

勿論、原材料や度数の違い、原酒との相性など様々な要因がある為一概には言えないことも多いのです。

ですが、だからこそ同じ樽で熟成しても同じ味わいは生まれない唯一無二のお酒になるのが樽熟成の醍醐味だと感じております。

 

早い段階で抽出される成分と相性が良い原酒だったりすると、数週間、

数か月でも理想とする熟成効果が表れる場合もあります。反対に、長い時間をかけてゆっくり熟成させる方法が合う原酒もあります。

 

熟成は気温が高くなれば早まりますし、低くなれば弱まります。

北海道と沖縄で同じお酒を、同じ樽・同じ季節・同じ熟成期間で貯蔵を開始したとしてもきっと違う味わいになるでしょう!

樽熟成も風土にあったお酒づくりが出来るのです。

 

 

それぞれの樽とお酒の相性が分かってくれば、

樽の保管環境を変えてあげることで、熟成による味わいの幅は自由に広がります。

 

物理的に熟成をコントロールすることも勿論可能ですが、

本当にその原酒にとって一番良い部分を引きだせる熟成方法は、

やはり原酒の特徴、性格を考慮しながら模索していただくことかなと思います。

 

だからこその願い

 

樽材として使用される国産材の中でも、ミズナラに比べサクラはまだまだ知名度は低いです。

ですがその分、いまだ秘められた可能性が詰まっているのもそういった材だと思うのです!

 

是非是非、気軽にサクラ樽熟成を愉しんでいただきたいです。

春に仕込むサクラ熟成のお酒なんて、いかがでしょうか?

 

サクラ材を使用したミニ樽ちゃんなんて子もいるのです…

個人のお客さまもサクラ樽熟成で春を体感していただければと思います!

お気軽にお問い合わせくださいね!

お待ちしております!!!

 

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